オンライン英会話を始めて約2年の息子くん(小6)。
そろそろ留学に興味ないかと時々尋ねても、今までは「別に〜」と返されていたのですが、いつも受けてるオンラインスクールの夏季留学の募集を見つけて見せたところ、
毎食ビュッフェで4つ星ホテルかぁ。それなら行ってもいいかな!
とまさかの返事が!
一応、毎日6時間のレッスンがあることを確認しても「大丈夫だよー」というので、2024年夏、親子で2週間セブのマクタン島に留学してきました。
というわけで今回は、セブ(マクタン島)親子留学までの準備がどんな感じだったかをレポートします。
そもそもマクタン島とは?
ところでマクタン島ってどこ?セブ島じゃないの?と思われる方もいるかもしれないので、先に説明します。
マクタン島とはフィリピンのセブ州にあり、セブ島とは橋でつながった隣にある島で、セブの国際空港がある島になります。
セブ島よりもリゾート感があり、高級ホテルも多いのですが、近年語学スクールが数多く増えているエリアです。
ビーチまで近いスクールやホテルを選べば、勉強の合間にちょっとビーチまで♪といったこともできちゃうのです。
僕たちが泊まったホテルも、プライベートビーチまで徒歩7分だったよ♪
留学までに必須な準備
留学することを決めたら、以下の準備が必須となります。
どれも当然といえば当然で、なんて事ないように思えますが、意外と大変でした。
スクール申し込み
私たちはいつもオンラインでレッスンを受けているスクールの募集を見て留学を決めましたが、他のスクールとの比較も行いました。
- 費用と期間
- スクールの立地
- 付帯するサービス
これらが重要ですよね。
いつものスクールの募集は、期間は選択できるし立地も問題なさそうだけど、費用が…ちょっと高い。
普通は1人で申し込むと、1日6時間レッスン・食事・宿泊が付いて2週間で15万円もしないと思うのですが、今回は2人で50万円近く。
しかも親は1日1時間しかレッスンが付いておらず、増やしたければ追加料金がかかるのだそう。
ただ、アクティビティ1日分込みの金額であり、成田空港出発から帰国まで日本人スタッフが同行し、現地でもサポートしてくれるとのこと。
確かに今回初めてのフィリピンで不安もあったので、結局そのままこちらに申し込むことにしました。
実際、現地で困ったことがあった時に日本語で相談できるのは心強かったです
行くからには私もしっかり勉強したいと思っていたので、追加料金を払って1日3時間にしてもらい…
え? たったの3時間? と思った方!
私ももっと受けたい気持ちはあったのですが、もしかしたら現地で仕事する可能性が捨てきれず…
というのも申し込んだのは留学予定の3ヶ月前。
先の仕事量が読めず、現地スクールではWi-fiが安定していて仕事する人も多いと聞いていたので、会社にはその旨伝え、2週間休むけど仕事も可能と話してました。
結局は仕事はしませんでした。というかそんな暇なかった…
ちなみに追加料金払って結構な金額になるかと思ってましたが、在校生割引などが適用されて、最終的に50万ほどで収まりました。
航空券の予約
航空券の予約は、お得な時期というものがあります。
- 出発日3〜6ヶ月前の予約が理想
- 早期予約割引やセールを活用
- 繁忙期を避けて予約
例えば、夏休みや年末年始といった繁忙期を避けることで、お得な航空券を見つけることができます。また、直行便より経由便の方が一般的には安いです。
しかしこの留学、成田空港から日本人スタッフが同行するということで、フィリピン航空の直行便で日時の指定がありました。
出発時期は夏休み真っ只中。しかもお盆休みの超繁忙期。
私は以下3つをチェックしましたが、やはりどうしても高いんですよね。
- フィリピン航空の公式サイト
- 航空券比較予約サイト
- アメリカン・エキスプレス・トラベル
(アメックスは私がカード持ってるのでチェックしてました)
料金変動性なので安くなったタイミングで買おうと価格チェックを続けていたのですが、安くなるどころかどんどん値段が上がっていき、1週間ほどしたところで諦めて購入しました。
その料金、小学生の息子と2人分で25万円ほど。
今回は仕方ないと諦めましたが、次は絶対安い時期に行こうと誓ったのでした。
のちに現地で会ったママさんは経由便で半額以下だったそうです。スタッフ同行の日程に合わせなくても良かったのね…
ちなみに、フィリピン入国には必ず往復の航空券が必要だそうです。
長期留学の場合でも帰りのチケット(捨てチケット)を購入するのを忘れずに。
パスポートの準備
海外留学を計画する際、パスポートの準備は最も重要ですよね。
スクールと航空券を予約しても、パスポートがなければ入国できません。
渡航先がフィリピンの場合、パスポートの残存有効期間が6ヶ月+滞在日数に満たない場合は航空会社が搭乗を拒否するそうなので、残存有効期間が少ない場合も注意が必要です。
さて私たちの場合、私は有効期限切れ、息子くんはまだ持っていない状況でした。
パスポート申請手続きの基本的な流れは以下の通りです。
- パスポートセンターか外務省申請書DLサイトで申請書を取得
- 必要書類を用意
- 申請書を記入して提出
- 手数料の支払い
- 約1週間後にパスポートを受け取り
1ヶ月は余裕をもって取得したいところです。
今は外務省申請書DLサイトで必要項目を入力した上で申請書をダウンロードすることができるので便利ですね。
必要書類を揃えておくことも忘れずに。
- 申請書
- 戸籍謄本または戸籍抄本
- 本人確認書類(運転免許証など)
- パスポート用の証明写真
- 手数料(収入証紙または現金)
※必要書類は、必ず最新情報をご確認ください!
ここまで揃えたら次は申請だ!ということなのですが、ここで1つだけネックがあって、申請と受け取りには原則本人が行かなければならないんですよね。
私の地域では、申請が平日の日中しか受け付けておらず、小学生の息子はいつ行けば良いのだ?と戸惑いました。
最終的には、授業参観の振替休日(平日)に行きましたが、学校を早退しなければいけない場合もありそうですね。
ちなみに申請自体は、朝イチで行ったらとても空いていて、さらに必要書類もバッチリ揃えていたので、30分もかからず非常にスムーズに終わりました。
私は期限切れパスポートも持参しました。確認のため提出を求められたので、持参してないともっと時間がかかったかもしれません
パスポートの受け取りの方は、日曜日もやっていたので日曜日に行きました。
申請も日曜日にやってくれるといいのになぁ…
早めに準備しておきたいもの
入学申請に必要なものや、日常に必要な持ち物リストはスクールから連絡があると思います。
持ち物は正直、現地で暮らしている人がいることですし、上の必須のもの以外はお金さえあれば何とかなると思うのですが(笑)、時間に余裕をもって準備しておくと良いものをいくつかご紹介します。
海外旅行保険
海外に行くと体調を崩すこともあります。
特にフィリピンでは、今までイギリスやフランスに留学した時に比べると、体調崩す人が多い印象でした。
- 衛生状態が悪い(水道水が飲めない)
- 脂っこい料理が多い
- 排気ガスや土埃が多い
このようなことが原因かは分かりませんが、留学して数日で大半の人が下痢を経験していましたし、熱が下がらず病院に行く人もいました。
なので、海外旅行保険は必ず入っていた方が良いです。
海外旅行保険は日本出国直前まで申し込みできるので、ギリギリでも大丈夫と言えば大丈夫ですが、早めに検討しましょう。
クレジットカード付帯の保険で十分な場合もありますが、適用条件がありますので、必ず前もって調べましょう。
ちなみに私はアメックスのクレジットカードで航空券を購入し、保険適用の対象となりました。
アメックスは付帯の保険が手厚いですし、日本語と英語が併記された「保険契約証明書」を発行してもらえるので、いざという時も安心です。
証明書は電話での発行依頼が必要です。発行に時間がかかるので、余裕を持って依頼しましょう
eSIMの購入・登録
親子留学で子供のスマホにeSIMを追加したい場合、早めに準備した方がいいかもしれません。
SIMカードは現地で購入できますが、日本で準備しておくと現地に到着後すぐに使えます。
特にeSIMであれば、前もってスマホに登録しておくと、スマホの画面上で切り替えが簡単にできるのでオススメです。
こうした理由で私もeSIMを購入したのですが…
息子くんのスマホ(Android)にeSIMを登録するのにとても手間取りました。
子供用に制限をかけていたのがネックだったようです。
24時間日本語でのチャットサポートがあるサービスだったので、あれこれ相談しながらやったところ無事登録できましたが、3時間も時間を費やしてしまいました。
出発の前の日にやるからバタバタするんだよ…
私のiPhoneは登録に10分かからなかったのにね
eTravelの登録(渡航の72時間前から)
eTravel(イートラベル:Philippine Travel Information System)とは、フィリピン政府に対して渡航情報を事前に申告するWebフォームです。
フィリピン入国前に事前登録が必要となり、フィリピン到着予定時刻の72時間前から登録可能となります。
Webサイト、もしくはアプリから登録できます。
この登録、顔写真が必要だったりと意外と手間がかかるので、特に親子留学で登録人数が多い場合は、少し時間がかかるという心づもりでいた方が良いと思います。
ちなみに事前登録を知らなかったママさんがいましたが、入国ゲートで大変だったそうです
まとめ|セブ(マクタン島)親子留学までの準備
今回は、セブ(マクタン島)親子留学までの準備留学についてのレポートでした。
持ち物リストや現地情報などは別記事にまとめたいと思います!
次回はセブ(マクタン島)親子留学の1日目、出発から到着までをお送りします!